年明け早々、「2015年になったらExcelマクロのボタンが押せなくなった」という相談が。
私の知っている2015年問題とはずいぶん違う症状だったので調べてみた結果、 どうやらWindowsのセキュリティアップデートが影響しているようです。
具体的には、
というような現象が出るようです。
これは2014年12月10日ごろに公開されたWindowsUpdateを適用した場合に起こる症状で、 セキュリティ的な何かが変更されたらしく、それまで動いていたExcelマクロが軒並み動かなくなってしまうとのこと。
新年に出社したら動かなくなったという人は、普段はパソコンをスリープで使っていたのですね。 最近のWindowsは電源を切る際に自動的にWindowsUpdateがかかる設定にしている人も多いので、 年末年始の休暇で久々に電源を切った際にUpdateが適用されたのでしょう。
さて、問題の解決法ですが、下記の手順でファイルを1つ削除すれば良いようです。
MSForms.exd は ActiveX のキャッシュファイルということなので、次回Excel起動時に自動的に再作成されます。 弊社でも試してみましたが、削除後の動作も特に問題無いようです。